インストールエラー、動作不安定の場合

VPNソフトウェアを、サードパーティ製のアンチウイルスソフトウェアやパーソナルファイアウォールなどのセキュリティソフトウェアと共に使用する場合は、以下のような点に注意してください。
  • パーソナルファイアウォールソフトウェアの多くは、インストール後、外部からそのコンピュータへの TCP/IP 接続を行えないようにブロックします。この状態では、VPN Server を設置することができません。VPN Server を設置する際には、必ずパーソナルファイアウォールソフトウェアの設定を変更して、VPN Server で使用するリスナーポート番号に対するアクセスを許可してください。
  • 一部のパーソナルファイアウォールソフトウェアをインストールすると、localhost (コンピュータ内部で自分自身に対する接続を行うこと) に対する TCP/IP 接続にも失敗する場合があります。そのため、VPN Client に対して、VPN クライアント接続マネージャで接続するといったことができなくなる可能性があります。このような場合は、パーソナルファイアウォールソフトウェアを無効にしてみてください。
  • SoftEther VPN の挙動がおかしいと感じた場合は、まずサードパーティ製のアンチウイルスソフトウェアやパーソナルファイアウォールを、一時的に無効化またはアンインストールして再度試行してみてください。その状態で動作が正常になった場合は、サードパーティ製のアンチウイルスソフトウェアやパーソナルファイアウォールのプログラムと VPN プログラムの相性が悪いことになります。
  • サードパーティ製のアンチウイルスソフトウェアやパーソナルファイアウォールが原因となって発生する問題がある場合は、それらのアンチウイルスソフトウェアやパーソナルファイアウォールを無効化したり 、アンインストールしたりした状態で  VPN を使用する必要がある場合もあります。
  • セキュリティソフトウェアが導入するドライバが不具合の原因になっている場合、ソフトウェアの動作を一時停止しても問題が改善しない場合があります。その場合は、セキュリティソフトウェアをアンインストールしてみてください。